店長のアレンジによる千本桜

今日は修理のネタがありません。

なので、音楽の話です。

 

みなさん、千本桜という曲はご存知ですか?

黒うさPさんという方が作詞作曲編曲された曲で、ボーカロイド『初音ミク』が歌う曲です。

これです↓

先日の紅白歌合戦では小林幸子さんがこの歌を歌われたみたいですね。

見ていませんが。

 

YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトで検索すると、色んな方が「歌ってみた」とか「演奏してみた」とか「アレンジしてみた」とかいって動画を公開されています。

普通は人の曲を勝手に使うと著作権の侵害ということになりますが、この曲に関しては作者の黒うさPさんが個人の二次創作に関しては自由にどうぞという方針なのでそういう動画がたくさんでている訳です。ありがたい話です。

 

かく言う私も、1年近く前の話ですが、「耳コピしてアレンジしてみた」と言って千本桜をアレンジした曲を作って動画を公開していました。(現在もしています。)

 

 

さて、アレンジ(編曲)とは何でしょうか。

Wikipediaによると、「既存の楽曲において主旋律をそのままに、それ以外の部分に手を加えて、楽曲に幅を持たせる作業の事である。」とのことです。

メロディは同じだけど、主に伴奏に手を加えることによって、例えば「ロック風」とか「演歌風」に変えることが出来ます。

もちろん、「ロック風」にするためにはロックがどういう特徴を持っているかを知らなければできませんし、「演歌風」もそうです。

なので、そういう○○風にアレンジしようと思えば、音楽に対する知識や技術が必要です。

それ以外にも、「オレ風」にアレンジする場合もありますね。この場合は気合いがあれば出来そうです。

 

 

では、耳コピとは何でしょうか。

Wikipediaでは「曲中で実際に演奏されている音を聞き取ること。」とあります。

もしその曲の楽譜を持っていて楽譜を読むことが出来れば、今演奏されている音が「ド」なのか「レ」なのか楽譜に書いてあるので分かります。

楽譜が無い状態で、演奏されている音を「ド」なのか「レ」なのか聞き分けて、それを再現する(演奏したり、楽譜に書いたり)ことを耳コピと言います。

 

絶対音感があれば楽譜が無い場合でも今演奏されている音を聞いてその音が「ド」なのか「レ」なのか判断出来るらしいです。

残念ながら、私にはそのような特殊能力はありませんが、長年の音楽活動の成果でまあまあ近いところまでは考えれば分かるようになりました。あとは実際に音を出してみて確認するという作業を合わせて行うことで耳コピをしてます。

演奏を聞いて

「このメロディはドソミっぽいな」

と思って、実際にドソミと音を出してみて

「あってた」とか「なんか違う。ドソファかな」

とかいうことを繰り返して1つの曲を完成させます。

耳コピをすることで音を聞き分ける能力が多少ついたりしますし、その音楽が何と何がどう組み合わさって出来ているのかということを知ることも出来るので、作曲初心者に推奨する人も多いです。

 

 

 

ということで、私が約1年前に耳コピ&アレンジした千本桜を公開します。

いや、既にYouTubeで公開していますが、それをこのブログで公開します。

1年後の今考えるともっとこうした方が良かったとか思うところもありますが、これが当時の私の全力でした。

 

まず最初にこれを作りました。

なに風かと言われれば「ジャズのような感じのオレ風」です。

 

そして次にこれを作りました。

なに風?完全にオレ風です。気合いです。

 

 

さて、これらの曲の良し悪しは置いといて、一応本題。

どちらも曲から動画まで全てiPadのアプリだけで作りました。

iPhoneだけでも出来ます。

一昔前ならここまでやるためにはパソコンが必ず必要でしたが、本当にいい時代になったなと思います。

 

私のようにiPhone/iPadで音楽を作っている人も沢山いますし、絵を描いたり動画を作ったりしている人も沢山います。

 

連絡用とか、ちょっとゲームするとか動画をみる、という以外にもせっかく10万円前後支払って買ったiPhoneですし、いろいろ試してみてはいかがでしょうか?もっとiPhoneが楽しくなると思いますよ。

また、子供たちにも是非使ってほしいですね。私の子供のころにこれがあれば今頃は修理をやっていなかったかもしれません。(そう言っている時点でダメ人間確定ですが。)そういう芸術的な想像力、創造力を伸ばすことが出来るいいアイテムだと思います。

 

という風が吹けば桶屋が儲かる的な話でした。

以上です。