iPhoneの電力消費について実験してみました。
「電池が持たない」というときにバッテリーが劣化している場合と、消費電力が大きい場合、
そしてその両方が同時に起きている場合があります。
消費電力が大きい場合といっても、ほとんどの場合はアプリやOSのバグなどで自分ではどうしようもないことも多いのですが、設定をみなおすことで多少はバッテリーの持ちを良くすることもできます。
世の中いろいろ、設定に関して情報があふれていますが、本当に効果があるかいくつか実験してみました。
電力消費を調べるのに使ったのはcoconutBatteryというアプリです。
(2015年12月30日現在、AppStoreから削除されているようです。残念。)
実験に使ったのは店長私物のiPhone5sです。
まずは、画面を一番明るくして、Wi-FiとBluetoothをONにしています。
それから5分ほど待って安定したところでスクリーンショットを撮りました。
一番上のDischarging... with 0.92 Wattと書かれているところの0.92Wattが消費電力です。
このスクリーンショットを撮った時は0.92でしたが、数値は常に微妙に上下しています。
0.80Wattから1.00Wattいかないあたりで推移していました。
次はBluetoothをOFFにしてみました。
BluetoothをOFFにした結果、この瞬間は0.83Wattですが、先ほど書いたとおり常に数字は上下しているので、BluetoothをONにした状態とほとんど変わらない印象です。
今度はBluetoothをONにして、Wi-FiをOFFにしてみました。
これもあまり変わりません。
BluetoothやWi-Fiは使わない時はOFFにしておいた方がいいというような話がありますが、
ONでもOFFでも電池持ちにはほとんど影響ないような気がします。
次にバックグラウンドにアプリを10個ぐらいたち上げて、5分くらいおいて安定したところのスクリーンショットです。
これも変わりませんね。
バックグラウンドのアプリは使わなければ消した方がいいという話も出回っていますが、
これもあまり関係ないようですね。
最近ではむしろ消さないほうがいいという話が出ています。
次は、画面の明るさを一番暗くしてみました。
これは劇的に効果がありましたね。
一番暗くするとほとんど見えないのですが、できる限り明るさは抑えた方がよさそうですね。
そして、明るさも抑えた方がいいですが、まずは不用意に画面をつけないことが大事だと思います。
以前書いたブログでも書きましたが、通知の設定をみなおしてロック画面に表示させないようにすると、画面が点灯する回数を減らすことが出来るので、電池持ちが気になる方はお勧めです。
まあ、設定で画面がつかないようにしても通知がくるたびに自分で画面をつけて内容を確認するなら無意味ですが。
結論
画面の明るさは要注意。その他の設定はあまり気しても仕方ない。
以上です。
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