iPhone5 バッテリー交換

久しぶりに修理レポートです。

最近、動作確認強化の為作業時間を延長したバッテリー交換です。

 

ごめんなさい。

作業中の写真は無しです…

 

 

「全然電池がもたない」

というご申告。

 

バッテリー診断をしたところ、約90%劣化という結果でした。

まあ、これだけ劣化していればそうなりますよね。

修理についての注意事項や金額など説明して了承いただいたので、お預かり前に一通り動作確認をします。バッテリーと関係ないところも確認します。壊れているのに気付かないで使っている方がちらほらいらっしゃるので。

今回は特に異常がなかったので、40分ほどお時間を頂いて作業開始。

 

本来であれば、最初に今のバッテリーで1%減るのにかかる時間を計測するのですが、今回は充電が1%から増えないという症状もあるため断念しました。

 

なので早速新しいバッテリーを仮付けします。

そして、1%減るのにかかる時間を計測します。数%分減らしてその平均を出します。

今回は1%減るのに平均3分8秒でした。

 

本当なら、交換前に計測した数値と見比べて「1%減るのにこれだけ時間が延びました」と説明できるのですが今回はそれはできません。

ただ、iPhone5の場合、これまでの実験結果で平均3分前後でしたので数値としては正常だと思います。

 

また、今回交換したバッテリーは検品時に当店の検品用iPhone5に取り付けて同じように計測した時には3分6秒でした。お客様のiPhoneで計測して3分8秒ですがこれは誤差の範囲でほぼ同じと言えます。

ということは、お客様のiPhoneがバッテリーを大量に消耗する状態ではないということが分かります。

バッテリーを大量に消耗する状態というのは、設定の問題やシステムのバグやハードウェアのトラブルなどで起こる可能性がありますが、これがあると新品のバッテリーでも結局減りがはやかったり、また酷使されることにつながるため劣化が早まる可能性があります。

 

今回は、そういったこともなさそうなので特に異常なしという結果でした。

 

結果が出たら、仮付け状態のバッテリーをきちんと組み付けます。

この作業自体はiPhone5の場合は5分程度です。

 

その後、通話テストやカメラ、タッチパネルその他もろもろ一通り動作確認を行い、充電もきちんと増えることを確認して作業終了です。

 

お客様がご来店されたら、バッテリー交換の結果、数値がどのように変動したかを説明し、もう一度動作確認をお客さまと一緒に行って異常がないことを双方確認したうえでお渡しします。

 

 

という流れでバッテリー交換をしています。

作業時間40分。

iPhone5の場合、税込5,800円です。(2016年2月20日現在)

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バッテリー交換

 

以上です。