バッテリーが劣化しているか自分で調べる方法

来店して頂ければ無料で調べますが、来店が難しい場合もあると思います。


そんな時の為にバッテリーをチェックするアプリがあります。

coconutBatteryというアプリです。240円です。

このアプリを使えば、現在までの充電回数やどのくらい劣化しているかということを調べることができます。

こんな感じです。

 

Battery healthという項目が劣化度合いを示すデータです。

この画像の場合は、もともと1550mAhのバッテリー容量が1451mAhまで劣化していることを表しています。

 

その下のLoadcycleが充電回数です。

0%から100%までの充電量を1回とカウントしています。

抜き差しした回数ではありません。

 

一番上のDischarging... withというところは(充電器をさすとCharging...withに変わります。)

放電(充電)電力です。

 


「電池の持ちが悪いな」と感じた時にBattery healthの数値が下がっているようであれば

バッテリー交換で改善できます。

 

Battery healthの数値がそこまで悪くない時には放電が大きいのかもしれません。

単純に使いすぎなのか、設定やバグなどで消費電力が大きくなっているのか、などが考えられます。この場合はバッテリーを交換してもあまり意味がありません。

 

あとは、バッテリーが壊れている可能性もあります。

落下などの衝撃や水没、規定以上の電圧での充電などで壊れることがあります。

この場合はバッテリー交換である程度改善できますが、同時に放電も大きくなっている場合も多く完全には改善しないことが多いです。

 

 

 

このアプリを入れたから、数字を見たからといって電池の持ちが良くなるわけではありませんが、電池の持ちが悪い原因をある程度は自分で特定できるようになります。


ちなみに、アップルストアでは80%以下まで劣化している場合は交換対象になります。

なので、Battery healthの数値が80%以下の場合は早めに交換した方がいいと思います。

 

「70%でも60%でも自分の使用量では問題ない」という方もいらっしゃると思いますが、

バッテリーが劣化すると膨張する可能性があります。

膨張すると、内側からの圧力で液晶を破損してしまったりなどバッテリー交換だけで済まなくなり、余計な出費につながります。

 

なので、「まだ大丈夫」なうちに交換することをお勧めします。

 

以上です。